12月30日、今年最後の買い物をするために近所のガーデンセンターに行き、果物などを買ってきました。雨が降って薄暗い日でしたが、少し晴れ間が見えてきたので、フランクフルトを遠くから眺めようとそのガーデンセンターの駐車場の屋上まで歩いて上りました。
売れ残りのクリスマスツリー。
最初は暗かったフランクフルトの景色に、10分ほど待ったらすこし日が射しました。
これで今年の買い物は全て終わり、と思ったのですが、実際はこのあと日が暮れてから閉店まぎわの郵便局に行って大きめの封筒を買い、荷物を出すことになりました。
注文していた古本がお昼前に届いたのですが、大きめの段ボールの封筒に 20 cm 以上の裂け目があったため返品したのです。どこかにぶつけたとか擦れたとかではなく誰かに引き裂かれ中身を探られたたようで、届いた本に傷があったかどうかは私は見ていませんが、そんな扱いをされた荷物や本を見ているのはつらかった。
最近は、コロナの影響で宅配の業者も忙しいのと客との接触を減らすため、配達時に直接手渡しすることや受け取りのサインは省略されることが多くなりました。私の注文した本も、呼び鈴を押してアパートの共同入り口に置いてあったのですが、その時点で裂け目ができていました。
先週見たドイツのニュースで、ドイツのある街でクリスマスカードやお悔やみのカードの封書が紛失したり、封筒が破かれたりというケースが急に増えていると知りました。現金を封筒に入れてカードとともに送る人が多いので被害につながると書かれていました。私の荷物もそれで破かれたのかもしれません。もともと郵便事情のよくないドイツ、ちょっと残念ですが、それをすぐに送り返すことができて、少しは落ち着いて年末を迎えられます。