11月の出張のときに睡眠時間が短かったので、この1週間は思う存分寝てます。といってもせいぜい7時間から9時間くらいですが。
台湾のことを思い出すと、講演やワークショップで忙しかったけど、よく食べたし歩き回ったし、ほんとうに前の晩が遅くて翌日7時半に待ち合わせとか全然平気だった。寝るのがもったいないくらい面白かった。
たまたま行った街で、ある宗派のお寺の3年に一度のお祭りに遭遇しました。ちょっと離れたところで爆竹が鳴ったので、なんだ?行ってみる?みたいなことになって近づいたら祭りだった。現地の文字好きのガイドの人たちも、数分後にはこのお祭りの渦に巻き込まれていました。
途中で、ものすごい空砲を鳴らす爆発音専用車みたいなのが登場して、数十メートル先に来ているときから「鼓膜が破れそう」という形容がぴったりの、やばいレベルの爆発音を連続で出すので、その車が目の前を通るときには耳を押さえていないと危ない感じでした。当然ですが、写真なんて撮れません。
最後には、神様が頭上をお通りになるというので、御利益を授かりたい私たちは2列になって、言われるままに靴を脱いで道路わきに放り投げ、地面にひれ伏します。これはそのひれ伏す直前の写真。
頭を地面にこすりつけて目をつぶって祈りながら、その何かが頭上を通り過ぎるのを待ちました。
何が通り過ぎたかは見ていないのでわかりません。
ちょっと落ち着いたところでお茶。
このあと甘いものが山盛りになって出てきた。次の会場に移動、ということになり、「夕食会のレストランまでちょっと離れているんですが、車で行きますか、それとも歩きますか?」と聞かれたときに、迷わず「歩く!」と言いました。
夕食会はこの上のレストラン。
25品目の(普通なら21品目ですむところだけど、夕食会に特別なゲスト、活字屋さんの張さんがいらっしゃるので増えた)料理が出てきます。
夢のようでした。同行した看板屋さんとも別れ際に話したのですが、竜宮城に行った浦島太郎のようでした。