ドイツには、「Hitzefrei(ヒッツェフライ)」という言葉があって、簡単な日本語は思いつかないけど辞書を見ると「炎暑休み」と出ています。ドイツのたいていの学校や会社の社屋には冷房の設備がないので、あまりにも暑いと Hitzefrei になります。
きのう7月3日は京平の火曜ギムナジウムでは午後から Hitzefrei になったそうです。京平のクラスは金曜はもともと授業の少ない日で、普通に帰れる時間になってから早退けになっても嬉しくないとぶつぶつ言ってました。
きょうは私の誕生日なので、日本人学校に通う京平以外の三人でフランクフルトでお寿司を食べてから午後にケーキを食べようという計画を立てました。
美味しいという評判の店まで行って、その美味しいと言われているチョコレートケーキを買って帰ろうとしました。店の前には車を停められないことがわかっているので、ちょっと離れたところに車を置いて炎天下の中を数分間歩きます。午後1時ちょっと過ぎ、体感気温37度くらい。
その目当てのカフェの前に行ってみると、屋外のパラソルの下にお客さんが一人もいない。暑いからみんな店の中にいるんだろうと店内をのぞいてみてもガランとしている。屋外の店員さんが片付けをしている。暑さのため店を閉めるところだそうです。
店の前に張り紙がしてありました。
チョコレートを扱うお店だと溶けちゃうからしょうがない、というのはわかる。でもちょっぴり残念でした。