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2012年 01月 21日
19日の夜から、京平は通っている現地校の主催するスキー合宿に行っています。ドイツ南部、アルプスのふもとに一週間です。いま家には私たち夫婦と周平の3人。いつも兄弟げんかしているのが一人になって静かで平和です。
この冬、フランクフルト近郊はわりと暖かいけど、アルプスの方では大雪だというニュースがこないだ流れていました。 きょう21日、朝8時ころから今年初めて雪が降り出し、バルコニーにうっすら積もりかけたところに、いつものリスが通りかかりました。これはリスの足跡です。この写真の左側から右に向かって走っていきました。 4つひとかたまりになってますが、内側の二つは前脚、外側の大きめの2つが後ろ脚の跡です。 ![]() ![]() 周平が通っている鉄道会社の整備場は、うちよりも山寄りで、そんなに標高差があるようには思わないんだけど、今年になってから何回か雪が降っているらしい。ちょっとの差で違うもんだ。 いまは雪は解けて、外は雨が降っています。リスの足跡もこのあとすぐに消えちゃいました。 2012年 01月 18日
子供たちの学校が2週目から始まり、周平は3週間の Praktikum という職業実習に通っています。学校の教育の一環で、学生は自分で実習を希望する会社に申し入れ、履歴書などを出し、受け入れてもらったらそこでまるまる3週間、見習社員としての教育を受けることになります。もちろん、給料などいただけるわけでなく、学校側にはレポートを提出します。
将来的にそこに就職するとかは関係なく、実習のために選ぶわけです。会社によっては新人教育というわけでない、いわば「社会人見習い」の訓練のために時間を使うわけですから、小さい会社だと実習生を受け入れる余裕の無い場合があります。逆に会社が大きすぎると、実習を申し入れても採用の返事をもらうまでに時間がかかったりします。 周平は昨年夏にドイツ鉄道に実習のための願書を出していたんですが、数ヶ月待たされ、学校に連絡しなければならない期日が迫ってきたので催促を繰り返したあげくに採用しないという通知をもらいました。この時期は由美子が神経をすり減らしていました。 そのあとで周平がやはり鉄道関係を選び、採用されたのは地方鉄道会社の整備場。 そこまでバスを乗り継いで1時間半かかるので、周平は1日目と2日目は朝5時に起きてシャワーを浴び、6時半には家を出ていました。会社の人に、大変だから遅く来てもいいよと言われて、3日目からは1時間遅くしています。 きょうは、私が家に戻ってすぐ、周平に「手袋の油汚れはどうやって落とすの」ときかれました。作業で使った手袋を洗っていました。毎日の夕食時に、その日は何をしたのか報告をしてもらいますが、モーターの整備とかで服が多少汚れても楽しそうです。 これは、実習の途中で周平が撮ってきた写真です。車輛の下。 ![]() 私は、1月2日から通常に出社して働いています。最初の一週間は気温はそんなに下がらなかったけど雨風でした。 通常の仕事の他に、ニューヨークの団体の創立65周年を祝う出版物に協力するために、あるテーマで制作するものがあって、そっちのほうのアイデアがなかなか出ずに2週間悩みました。 14日の土曜日にそれをなんとか完成させて、土曜日の晩は京平が観たがって図書館から借りてきた『Star Wars Episode I』を観ました。2時間以上あるので驚いた。日曜日は『Episode II』。久しぶりにゆっくりしました。 今週は晴れの日が続いていますが、朝の気温が氷点下で、霜が降りています。これは、会社の窓から見た風景です。菜の花畑だったところに病院が建つそうで、去年から工事が始まっています。 昨日と今日の朝日です。 ![]() ![]() 2012年 01月 01日
もうすぐ、私の本『フォントのふしぎ』が店頭に並んで1年になります。
![]() 東京の 青山ブックセンター本店 さんの2011年ランキングで、この本がデザイン書のなかで年間売り上げ1位、店全体での売上ランキングでも第3位だそうです。 お店のランキングの棚の写真が こちら で見られます。 2011年 12月 30日
21日から25日までのプラハでの写真から。
レトロな形をしてます。昼間は数分に一本の割合くらいか?頻繁にくる気がする。5日間のうち、2日目から最終日の朝までは72時間乗車券を買って観光しました。 ![]() ![]() 3日目は、「ビシェフラド(高い城)」と呼ばれる城に行きました。これは、その城のそばで撮ったもの。鉄道好きの周平が気づいたんですが、橋をくぐる電車はパンタグラフをたたみます。 ![]() プラハに来る前は、「町中にスリが多いらしい」とかいう話をいろんな人から聞いていました。到着してすぐのときはビクビクして乗っていましたが、何回か電車に乗っているうちに、あることに気づきました。 10代から20代の男の子は、お年寄りが電車に乗ってくると席を立って譲ります。ためらったり照れくさそうにしたりしない。 3回目くらいに見かけたのは、ちょっとチャラチャラした身なりの18歳くらいの男の子3人。近くの席に座って、ふざけながらしゃべっていました。チェコ語なので内容はわからなかったけど。この人たちは席を譲るのかな、どうかな、と思ったんですが、彼らもやっぱりお年寄りの2人連れが入ってきたとたんにサッと席を立ちました。さすがに感心しました。5日間の滞在の間、多いときは日に何回かそういう光景を見ているので、それは当たり前なんだなと。 スリが多いどころか、めちゃめちゃいい人達じゃん! ![]() 2011年 12月 26日
21日から、ドイツの学校は冬休みに入りました。家族で今年はチェコのプラハに行ってきました。チェコは初めてです。本当は鉄道を使って行きたかったんですが、探してもフランクフルトから良い接続が無くて、飛行機で行きました。
飛行機で飛んでいる時間は1時間弱。これは到着してすぐにホテルのそばを歩いて見つけたクリスマス市。 ![]() そこで売っていた「トゥルデルニーク」という甘いパンのようなものを食べました。熱々でおいしかった。パン生地のようなものを細長く伸ばして金属の棒に巻き付けて、焼きあがったものを厚手の手袋をした店員さんが外して、シナモンなどの入った砂糖をまぶしてできあがり。ひとつひとつ手でつくっているので、5人くらいの列で10分待ちました。でも待ったかいがあるおいしさでした。 ![]() 4時半くらいになって教会がライトアップされました。 ![]() 翌日は、プラハ城に行きました。 ![]() 城から見たプラハの街並み。 ![]() ハベル前大統領の12月18日の死去に伴い、チェコの市民はこの市内のあちこちで献花したりろうそくをそなえたりしていました。プラハ城の大聖堂でも長い列ができていました。 空港からのタクシーの運転手さんに言われるまで恥ずかしながら私は知りませんでしたが、調べてみると、チェコの民主化運動で大きな役割を果たしたりして、国民に愛された大統領であったことが分かります。 これはモルダウ川にかかるチャールズ橋から。 ![]() 橋から見たプラハ城。 ![]() 今回の旅行をプラハにしたのは、私の中学生の時からのあこがれの場所だったからで、そこでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きたかったからなんです。 中学生の時に自分のこづかいで買った最初の数枚のLPレコードのうち、2枚はバーツラフ・ノイマン指揮のチェコ・フィルハーモニーのでした。そんなわけで、チェコ・フィルをプラハで生で聴くのと、スメタナの交響詩「我が祖国」に出てくる「ビシェフラド(高い城)」と呼ばれる城を見るのが夢でした。 12月21日、22日に、チェコ・フィルの本拠地プラハ市内の音楽公会堂ルドルフィヌムのドボルザーク・ホールでベートーベンのピアノ協奏曲第五番を演奏するというので、22日午後7時半の演奏会の家族4人の席を予約。子供2人に初めてオーケストラの生の演奏を聴かせることができると思ってわくわくしていました。 夕方にホテルに戻り、ちゃんとした服装に着替えて地下鉄の駅から少し歩いてルドルフィヌムへ。 建物が見えました。興奮の瞬間です。でも、様子が変です。ルドルフィヌムが暗いよ? 周りを誰も歩いていないし。 唯一灯りの付いていた、一階のボックス・オフィスに行くと、がーん。「公演中止」の張り紙が。 ![]() チェコ・フィルハーモニーも喪に服するということなんでしょう。ボックス・オフィス近くにいた中年の夫妻に尋ねてみると、その夫妻はフィンランドから来たそうです。 払い戻してもらって、外に出て、せめて写真だけでもとあちこちから撮っていました。やっぱりここにも「公演中止」の張り紙。 ![]() これはルドルフィーヌムの前に立つ京平。 ![]() 小学生くらいの子供が走ってきて、やっぱりルドルフィヌムを見上げて立ち尽くしている。そのあとから来た両親か親戚らしい4人連れに英語で話しかけて公演中止の件と払い戻しのことを伝えると、なんだか親しげに握手を求められた。よくきいてみたら、いつもここの演奏会で一緒になる日本人家族とそっくりだったらしい。そこで大笑いになって、しばらく立ち話をしてから別れました。その人たちはアメリカとウェールズから来たと言ってました。 おいしいチョコレートやさんの場所もその人たちに教えてもらったけど、3日前に出張に行ったベルンでどっさり2週間分くらいのチョコレートを買ってきてまだ袋に入ったままだったので、またこの次にします。 今回の旅の目的の一つであった演奏が聴けなかったのは残念ですが、チェコ・フィルハーモニーの来年のコンサートのプログラムを持ち帰りました。プラハには来年また来るぞ。
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